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◇◇ 赤城山冬の地蔵岳 思い出記録 ◇◇
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出発日: 2005/01/24(月) AM 8:40出発 〜 PM5時40分帰宅
登山開始 10:50 -- 11:30(山頂着)
朝から穏やかな天気で珍しく風もなく一仕事を終わらせて群馬県赤城山方面に向かって出発した。初めは滝見か山登りか考えながら向かっていたが、午後に天気が変化しては大変と初めに山登りと決めた。大胡町に車を向け国道353号線で赤城山登り口まで進。今から20年ほど前はここも高い有料道路で確か600円ほどしていたと記憶がある。今では気軽に行ける赤城山であるが、今年は年末から1月20日位まで寒波が押し寄せて雪が降り例年にない降雪のように感ずる。民家がなくなる頃から道路にも雪が残って走りずらい。
時々車がスリップをしているのが分かる。今回は4駆でタイヤもスタッドレスをはいて来ているがそれでも恐い。スピードを落として多少時間は掛かったが無事大沼湖畔まで到着し目的の「地蔵岳」に向かう。大沼を通り越し右に曲がって小沼方面に進路をとる。雪を心配したが整備がされてあり順調に進むことが出来た。しばらく進めるとこの道路は冬季の間通行止めとなり、除雪もストップされそこは雪が山積みされていた。ここで終点となる。
3−4台程駐車できるように雪がどけてあった。車はここに置いて周囲を見渡すと土、日に登ったのか足跡が幾つもあり頂上まで続いているようであった。その周囲にはスキーの跡があり頂上から滑り楽しんだのであろう。さっそく長靴を履き足跡をたどって登り始めるが足跡の上をたどりながら進めないととんでもないことになる。雪の深さが70センチから吹き溜まりで1メートル程度あるのではと思った。足が突然「スポッ」と落ちて付け根まで沈んでしまう。慎重に足跡をたどって進めた。こんなときは「カンジキ」が必要だと心底思った次第。
途中で一休みして後ろを振り返ると「小沼」が良く見える。昔はここでスケートなどをしたものだが、今では屋外でスケートをする人はいないんでしょうね。
小沼から頂上までの差は200メートル程度であり雪道の条件の悪いときでも30分もあれば着くことが出来る。案内板より「地蔵岳の標高1674メートル」であるが登ったのはたったの200メートル程度である。大沼を挟んで「黒桧岳 1827メートル」がありそちらのほうが登りがいのある山であろう。
この時期、大沼ではわかさぎ釣りが盛んに行われ、湖面には色とりどりのテントが設置してあった。今日は風もないので釣り人もさぞかし楽しいのであろう。
地蔵岳の頂上にはシンボルである「お地蔵様」が奉られていて太陽の上がる方角を向いている。きっと東向きに何か意味があるのだろう。また各種のパラボラアンテナが設置してあり、ひときわNHKのアンテナが目立っていた。アンテナに張り付いている雪、氷が時々音を立てながら落下していく。無人とはいえガラガラと音だけは響いている山であった。 この日は頂上付近で「カンジキ」を履いた人一名、下りのときに登ってくる人一人、計2名にいきあい平日でも結構人気があるようであった。
最後に360度の展望であったので太陽を背に向けてパノラマ写真を撮ってみた。
山を下りてから食事をして午後1時50分、これから赤城山南面にある不動大滝に向かう。大滝の駐車場に着いたのが2時30分で先着の車が2台ほど止めてあった。千葉県のほうから滝を見に来ている人のようだ。何となく思い当たる人を頭に浮かべながら滝に向かって35分ほど歩き、滝前に一人、見たことがあるような人がいた。滝OOクラブのメンバーであった。
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おわり
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