白馬岳とお花畑のハイキング
◇◇ 白馬岳(シロウマタケ)ハイキング 思い出記録 ◇◇
(日本100名山 2,932m)
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登山開始 : 2008/07/23 AM06:00 - 2008/07/24 PM12:24
場 所  : YaHoo! MAPS

 かねてより計画していた「白馬岳」、梅雨は明けたが、なかなかハッキリしないのとコロコロ変わる天気予報であったが、前向きに考えながら計画通り決行した。計画は白馬三山(白馬・杓子・鑓ケ岳)を猿倉から2泊3日の一周であったが・・・・・

今回の実測コースタイム・・・(山頂霧発生で計画変更し栂池廻りとした)
一日目
  猿倉出発(am06:00) ― 白馬尻小屋(06:48) ― 大雪渓ケルン(07:18) ― 小雪渓(10:10)
  白馬岳頂上宿舎(12:05) ― 尾根昼食(12:15) ― 白馬岳山荘(12:49休憩後白馬岳頂上へ)
二日目
  山荘出発(am06:00) ― 三国境(06:59) ― 小蓮華山(07:44) ― 白馬大池山荘(09:35)
   ―乗鞍岳(10:30) ―天狗原(11:20) ― 栂池山荘(12:24) ― ケーブルにて下山し猿倉
  まで移動(13:30)
今回の登山メンバー
  <なんちゃん> と <春爛漫年中無休> の2名

朝5時青空もあり・・
朝5時青空もあり・・
猿倉駐車場 15台程あり
猿倉駐車場 15台程あり
AM6時登山開始
AM6時登山開始
避難所の跡か
避難所の跡か
 夜のドライブを避けて前日の午後2時に自宅を出てのんびりと白馬岳に向かった。国道18号で長野県小諸市まで進み、ここから高速道路で長野ICまで走り、国道19号と県道33号線で白馬岳登山口の「猿倉」まで進む。午後7時過ぎに到着し、駐車場には10台前後の車が止まっていた。夕食はいつもの通りカレーを温めて食べ、早めの眠りに着いた。
朝、目が覚めると隣に車が止まっている。「なんちゃん」は暗いうちに着いたようで、挨拶後、朝飯を食べて6時に出発とした。私と同年代の団体さんが相変わらず多い。

白馬尻小屋に到着
白馬尻小屋に到着

大雪渓の標識
大雪渓の標識
ここでアイゼンの着用
ここでアイゼンの着用
雪の上を2時間程歩く
雪の上を2時間程歩く
 1時間も歩くと白馬尻小屋に到着。遠くに雪渓が見えてきた。20分ほど進むと大雪渓入り口に着き、ここでアイゼンを着用する。ここから約2時間程ひたすら雪の上を登っていく。ここで滑ると500メートルほど落ちることになるのでチョット真剣に歩く。

時折前が見えなくなる
時折前が見えなくなる

晴れたり曇ったり
晴れたり曇ったり
滝のような流れもあった
滝のような流れもあった

ゾロゾロと
ゾロゾロと
 歩いていると冷たい風やらぬるまったい風が吹いてくる。メガネが曇ってきて前が見えず歩きにくい。左側から時々ガラガラと岩の崩れている音が聞こえる。雪の上にもごろごろ転がっているのは今シーズンに転がったものでぶつかると大変なことになる場所だ。雪渓を走破し振り返ると列を成して登ってくるのが見える。

周囲には雪だらけ
周囲には雪だらけ
雪のない場所には花が・・
雪のない場所には花が・・
小雪渓のトラバース
小雪渓のトラバース
小雪渓の標識
小雪渓の標識
 小雪渓は横切るように進み頂上を目指す。ここには昭和大学、白馬診療部の記念プレートが岩に埋め込んであった。

時々青空も
時々青空も
雪のない場所には花畑が
雪のない場所には花畑が
花の種類も増えてくる
花の種類も増えてくる
頂上が近く感じて
頂上が近く感じて

 雲の動きが早くチラチラと青空が見えるようになって来た。花の写真を撮る時間が増えてきて登りもゆっくりペースになってきた。

頂上宿舎が見えてきた
頂上宿舎が見えてきた
頂上宿舎をパスして
頂上宿舎をパスして
尾根から周囲を撮影1
尾根から周囲を撮影1
尾根から周囲を撮影2
尾根から周囲を撮影2
 頂上宿舎が見えてくるともう直ぐ、この時期、花が一番多いのか目一杯楽しませてくれる。山は青い空が一番お似合いだ。尾根に出てから昼食タイムとした。

ヘリが山小屋に荷物を持ってきた。
ヘリが荷物を・・
白馬山荘に泊
白馬山荘に着
白馬岳頂上
白馬岳頂上
24日三国峠
24日三国峠
どこの山小屋も同じように荷物はヘリで。尾根から数分登ると白馬山荘に到着し、宿泊の手続きをしてから白馬岳山頂に向かった。雲の流れに伴って雨もパラパラと落ちてくるが濡れるほどではなく、周辺を散策してから再び山荘に戻り本日の行動を終わりとする。
山荘に戻り食事を待っていると4時ごろから雨がばしゃばしゃと降ってきた。食事の時間が待ち遠しいのは私だけではなく、雨で出られないので皆首をながーくして待っている。午後5時、食堂一杯に人であふれている、入りきれずに2回に分けているようだ。疲れた後の食事は旨い!!。宿泊者は300人ほど居るようだ。
今日はもう分厚い雲に覆われて夕焼けは望めない。望みは明日のご来光をと・・・

小蓮華山に向かう
小蓮華山に向かう
小蓮華山頂上
小蓮華山頂上
雲の切れ目から視界が
雲の切れ目から視界が
雲の切れ目から視界が
雲の切れ目から視界が
 朝起きると霧でほとんど視界がない。杓子岳方面に行っても景色は望めそうもなく、白馬大池方面に計画を変更して出発する。三国峠周辺から小蓮華山にかけてコマクサの群生地がある。ついつい写真の枚数が増えてしまった。小蓮華から見る風景も美しい。

昨日登った大雪渓
昨日登った大雪渓

白馬大池が見えてきた
白馬大池が見えてきた
白馬大池山荘
白馬大池山荘
小蓮華の稜線から昨日登った大雪渓が見える。望遠で覗くと今日もぞろぞろと登ってくるのが見える。下のほうに白馬大池が見えてくる。標高の高い場所にある池で昔は噴火口だったのだろうか。ここには「白馬大池山荘」があり、周辺は広大なお花畑になっていた。

池周辺より
池周辺より
乗鞍に向かう道は・・・
乗鞍に向かう道は・・・
乗鞍岳頂上
乗鞍岳頂上
ただいま歩行訓練中
ただいま歩行訓練中

天狗原の風景
天狗原の風景
ビジターセンター
ビジターセンター
帰りは温泉に
帰りは温泉に
小諸市では大雨に
小諸市では大雨に
 きつい下り坂を過ぎると天狗原に出た。ここの湿原のみ木道が設置されていた。このあと延々と下り坂が続き、約1時間もするとビジターセンターに到着。栂池ロープウェイに乗って降り、またゴンドラで約20分ほど乗ると栂池高原に到着、タクシーで昨日の上り口である猿倉まで行ったところで午後1時30分頃となった。タクシーの運転手から聞いた温泉に入り、汗を流した後「道の駅白馬」で信州の名物「蕎麦」を食べてみた。なかなか美味しく食べられて満足。少し休憩してから一路群馬へ、途中小諸市では、高速道路上で夕立にあい、雷とものすごい量の雨で前が見えないほど降り、高速道路上で停まってしまうほどであった。10分ほど路肩で待機していると雨も小降りになり無事自宅に到着することが出来た。花は下記にまとめて表示。

山頂からの眺め・・雲が邪魔で・・
山頂から・・雲が邪魔で・・

白馬岳で出会った花・花・花

オオバミゾホオズキ
オオバミゾホオズキ
モミジカラマツ
モミジカラマツ
キヌガサソウ
キヌガサソウ
サンカヨウ
サンカヨウ
?
シナノキンバイ
シナノキンバイ
ハクサンフーロ
ハクサンフーロ
ハクサンフーロ
ハクサンフーロ
ミヤマカラマツ
ミヤマカラマツ
?
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
ミヤマクワガタ
ミヤマクワガタ
?
ウルップソウ
ウルップソウ
ハクサンイチゲ
ハクサンイチゲ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ミヤマオダマキ
ミヤマシオガマ
ミヤマシオガマ
ミヤマトウキとフーロ
ミヤマトウキとフーロ
タカネツメクサ
タカネツメクサ
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
ウスユキソウ
ウスユキソウ
ミヤマクワガタの群生
ミヤマクワガタの群生
タカネヤハズハハコ
タカネヤハズハハコ
?
?
イワギキョウ
チシマギキョウ
イワギキョウ
チシマギキョウ
タカネミミナグサ?
タカネミミナグサ?
?
コイワカガミ
コイワカガミ
チングルマ
チングルマ
コマクサ1
コマクサ1
コマクサ2
コマクサ2
コマクサ3
コマクサ3
コマクサ4
コマクサ4
ミヤマダイコンソウ
ミヤマダイコンソウ
オオツガザクラ
オオツガザクラ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウ
ミヤマダイモンジソウ
イワギキョウ
イワギキョウ
ハクサンフーロ群生
ハクサンフーロ群生
イブキジャコウソウ
イブキジャコウソウ
ミヤマアズマギク
ミヤマアズマギク
イワギキョウ
イワギキョウ
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ
クルマユリ
クルマユリ
クルマユリ
クルマユリ
ムシトリスミレ
ムシトリスミレ
ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナ
ハクサンシャクナゲ
ハクサンシャクナゲ
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
ハクサンコザクラ
ハクサンコザクラ
イワイチョウ
イワイチョウ
ハクサンイチゲの群生
ハクサンイチゲの群生
タカネバラ
タカネバラ
タカネバラ
タカネバラ
ワタスゲ
ワタスゲ
イワオウギ
イワオウギ
シナノキンバイ
シナノキンバイ
チングルマ
チングルマ
テガタチドリ?
テガタチドリ?

おわり
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