◇◇ 新潟県 平ケ岳ハイキング 思い出記録 ◇◇
(日本100名山)
戻り 

出発日 : 2010/08/22(日)

時 間 : 自宅22日15時出発 − 関越道小出IC(17:30) − 鷹ノ巣駐車場
      (19:30)
      8月23日(往) 登山出発(3:50) − 下台倉山(6:04) − 台倉山(7:05)
      池ノ岳(9:19)− 平ケ岳(9:55) − たまご石(10:54昼食) − 姫池
      (11:43) (復) 姫池(11:50) − 白沢清水(12:32) −下台倉山 −
      (16:07) − 鷹ノ巣駐車場(16:10) − 桧枝岐(駒の湯) − 今市 −
      自宅着(22:35)

コース  : 地図
場 所  : 
メンバー : 単独

 お盆もあけて落ち着いてくると山が呼んでいるような耳鳴りがしてならない。行きたい場所はいっぱいあるのだが年金生活では制限もあり手ごろの場所を探していた。比較的近い場所、新潟県の「平ケ岳」を選び天気予報を見ながら出発した。

やせ尾根
やせ尾根
やっと見えるように
やっと見えるように
夜が明けてきた
夜が明けてきた
雲ひとつない天気
雲ひとつない天気
 早い人は午前3時ごろ出ているようだが、4時チョツト前に登山口を出発、前後に人の気配はなく一人寂しくライトで道を照らしながら黙々と登ること40分ほどでやせ尾根の場所に着き、暗い中を左右に気をつけながら登っていく。5時を過ぎた頃からやっと周囲が見える様になって数分後には太陽が昇り始め東の空がしらっちゃけて来る。

下台倉山
下台倉山
右に見えるのが・・・
右に見えるのが・・・
燧ケ岳も
燧ケ岳も
道も整備されて
道も整備されて
 5時40分頃になると空には雲ひとつない好天気になり真っ青の空が眩しい。6時4分に「下台倉山」に到着、道標を見ると安心する。途中に台倉山の彼方に目標の「平ケ岳」が見えた。東の方向には独特の形をしている「燧ケ岳」が聳えている。

台倉山着
台倉山着
三角点もあり
三角点もあり
台倉清水の水場
台倉清水の水場

 太陽が燦々と輝き蒸し暑さが一層厳しく襲い掛かってくる、7時05分「台倉山」に到着した。ここで朝食としてしばしの休憩。どう言う訳か人に会わずにここまで来た。段々と木道が多くなって心配していた「ぬかるみ」はほとんど解消しているようだ。

白根清水
白根清水
めずらしく大木も
めずらしく大木も
目的地がチラチラと
目的地がチラチラと
このへんがきつい
このへんがきつい
 白根清水で水の補給ができるかと思っていたが涸れて流れていない、1リットルの水ではちょっと心細くなってきた。目的地が少しづつ明確になり地図の等高線が細かく書いてある最後の登りを踏ん張る。

やっと平地に
やっと平地に
湿原が・・
湿原が・・
姫池に着
姫池に着
ひろーい湿原
ひろーい湿原
 苦しい思いをしてやっと急坂を上りきると、はい松地帯の平地になり9時19分「池ノ岳」の「姫池」に到着。ここは山頂の別天地、湿原が広がり目の前には澄んだ池が周囲の景色を映し出し素晴らしい眺めになっていた。

姫池
姫池
姫池と平ケ岳
姫池と平ケ岳
もう一分張り
もう一分張り
名前の通り平だ
名前の通り平だ
 姫池の向こうには「平ケ岳」がこんもりと見え名前の通りだらだらとした景色が女性らしい。池からは緩やかな坂道を約40分ほどで山頂のしるしまで行く事が出来る。

頂上は木に囲まれて
頂上は木に囲まれて
とりあえずポーズ
とりあえずポーズ
二等三角点
二等三角点
終点は展望場所
終点は展望場所
 9時55分、山頂の標識の場所に苦労してたどり着いた場所はなんと殺風景なところにあり周囲は木々に囲まれて隠してあるような状態の場所にあった。ここで記念写真を一枚、二等三角点も設置されている。遊歩道からの景色は主に東側を一望できるのだがまだ太陽が東にあるため逆光で写真は撮りにくい。南に遊歩道が続いているので進むと展望場所になっていてここが終点となっていた。

池ノ岳方面
池ノ岳方面
たまご石方面に曲がる
たまご石方面に曲がる
平ケ岳を望む
平ケ岳を望む
たまご石まで約1Km
たまご石まで約1Km
 「平ケ岳」に来たからには「たまご石」を見なくてはと下りの途中から左折して進むと100メートルほどの場所に「水場」があり、ようやく心置きなく飲む事が出来、冷たくておいしい水であった。多少の元気を取り戻して「たまご石」に向かうが意外と遠い、数名が向かっていたが途中で引き返してしまったようだ。
 上右写真で手前の山を越すと直ぐに見る事が出来る。

これがたまごだ
これが「たまご石」だ







 10時54分、分岐先から約30分、小高い山を越えた場所に「たまご石」が祀られてあった。自然の風化で出来たとはいえ面白い形をしている石であった。後ろから「達磨石じゃねー」と若者が・・・・石の前で昼食を兼ね約30分休憩。
 周囲に咲いていた花を数枚・・・・

帰りの白沢清水
帰りの白沢清水
直径15センチ程の巨大なキノコ
直径15センチ程の巨大なキノコ
やっと駐車場着
やっと駐車場着
駐車場には7−8台の車が
駐車場には7−8台の車が
 姫池まで戻ると、もうだーれもいない。皆、帰りは11時ごろを計画しているのだろうか。11時50分「平ケ岳」と「姫池」に別れを告げて一気に下る。「白沢清水」に12時32分に着、「台倉山」に13時21分着、順調に下ってきたもののこの辺から心配していた膝が痛み出し、思うように進められなくなってきた。初めに下ってきた時間から予定では15時30分程度でと思ったのは束の間で一気にペースは落ちて駐車場に到着したのは16時10分と遅れてしまった。自分の限界を感じた山登りであった。

 思えば山の中で一日約21Km+たまご石まで2Km、合計23Kmも歩いた記憶がない、普通は山小屋などを利用しながら一日10Km程度で予定を立て山登りを楽しんでいる、今回はキツイのを承知で出かけたが良い教訓になったと思っている。次回は山小屋を利用しての山登りをしたい。

桧枝岐の畑には
桧枝岐の畑には
 
 帰りは桧枝岐村に向かうと道路沿いには一面の蕎麦畑が・・・・この秋にはおいしい蕎麦が・・などと思いながら進める。途中の「駒の湯」に立ち寄り、合い向かいのJAで食料を調達して夕食を済ませて今市−鹿沼市−足利市経由の下道で帰宅した。今日も無事感謝・・・・

戻り