◇◇ 飯豊山・大日岳ハイキング思い出記録 ◇◇
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登山日 : 2013/09/18-20
場 所 : 飯豊山2,105m・大日岳2,128m ・ 駒形山・疣岩山・三国岳・種蒔山・
  御西岳 
メンバー: 2名
コース   9/17  北関東自動車道から東北自動車道から磐越自動車道の西会津IC
       道の駅西会津 よりっせ仮眠後弥平四郎登山口へ

  9/18  弥平四郎登山口出発06:15 - 祓川小屋06:35 − 松平峠08:40 −
       疣岩山10:50 - 三国小屋12:00 − 種蒔山14:00 − 
       切合小屋(泊)15:15      9時間0分

  9/19  切合小屋出発05:35 − 草履塚05:55 − 姥権現06:15 −
       御秘所06:20 − 本山(小休止)07:00 − 飯豊山山頂07:20 −
       御西小屋08:20 − 大日岳09:35-10:05 − 御西小屋(昼食)
       11:05-11:30 − 駒形山12:15 − 飯豊山12:40 − 本山小屋13:00
       切合小屋(泊)14:15     8時間40分

  9/20   切合小屋出発06:35 − 三国小屋08:00 − 疣岩山08:50 −
       疣岩分岐09:10 − 祓川小屋11:00 − 弥平四郎登山口11:25
                    4時間50分
      温泉ロータス・イン12:40 − 昼食(喜多方ラーメン)13:20
地 図 : 飯豊山・大日岳ハイキングコース

 台風18号が日本列島を縦断し各地で大きな被害が発生している中、無情にも天気予報だけは台風一過で晴天のマークが続く。また良くない虫が騒ぎだし急きょ計画をする。今回は2名で行くことに・・・

9月18日(水曜日)
 今回は友と2名でのハイキング。ペースも控えめにハイキング開始。台風の後で心配していた沢もごく普通に・・・

 アップダウンを繰り返しながらハイキング、強い日差しでも日陰で歩きやすい。

 松平峠を過ぎると馬の背に出る、足元は細かい砂利状態で心配したが意外に幅が広いので危険は感じない。しばらくすると水場に到着したが案内板には「キケン」の文字が・・・

 危険に思えた馬の背を越えて疣岩分岐点に到着、ここが駐車場出口から登るハイキングコースとの合流点、急な疣岩山を登ると「三等三角点」がハイキングコース上にある。少し進むと遠くに三国小屋が見えた。


大日岳を望む

 コース沿いには紅葉が始まり、歩いて6時間ようやく三国小屋に到着、ここからは大日岳も見ることができる。

 目指す山がだんだん大きく見えるようになってきた。急な場所も出てきたが危険なところではない。

 ひたすらハイキングコースを登る、高度を上げるとともに梯子やちょっとした岩越えが待っている。この時期は山野草も終了に近く数種類の話か見ることができない。「マツムシソウ」もちらほら見ることが出来るがほとんど終端に近い。コースが岩場から砂利道に変わると・・

 ここまで長いコースであったがようやく「切合小屋」に到着した。三国小屋であった人の話では混んでいるような話であったが15−20人ほどの泊り客、2階には5名のみでゆったりと泊まることができた。小屋には電気はなくて夕暮れとともにシェラフに入り午後6時30分には就寝。
計画では大日岳まで行き、帰りは本山小屋に泊まる計画を立てたが友人は膝が心配と言い、急きょ変更し友は飯豊山まで、私は大日岳までそれぞれの時間に合わせて別行動で行くこととし、再び「切合小屋」に泊まることとした。

9月19日(木曜日)
 今日も天気予報通り快晴の模様。5時過ぎに目が覚めて慌てて支度を開始、朝日を拝んでから飯も取らずに本山に向かって出発する。川底のようなコースを一気に登り草履塚で腹が減ってパンを少し食べて朝食とする。

 室に囲まれている権現様、手を合わせて先に進む。岩山を越える場所には鎖が付いているが短いのでサッと乗り越す。この辺から本山に取り付く。登りが続くがサブザックで移動している為か背中が軽い。遠くには本山小屋が見えるようになってきた。

 背中が軽いのでスタスタと本山小屋に到着。ここでジュースを購入して2回目の朝食のおにぎりを食べて元気をつける。やっと胃袋ともども快調になり目標に向かって約20分、飯豊山頂に到着。

 飯豊山頂で記念写真を撮り次の目標物に進む。途中には駒形山が聳えていて登りがきつい、その後、登った分下りいくつかの起伏を越えていく。コース沿いには雪渓を見ることができる。

 緩やかなアップダウンを経て御西小屋に到着、数名のハイカーが大日岳に向かっていく、しばし休憩後今回の最後の目的地「大日岳」に向かう。

 大日岳に取り付いて進むと先に出発した3人組が見えた。追うようにして進む。途中のコースはほとんど風があたらず暑いのなんの、山頂に着くころには汗びっしょりとなってしまった。山頂に到着すると冷たい風が何とも言えない気持ちの良さ、これで疲れも一気に忘れる。

 山頂を下って御西小屋まで行くうちに大日岳にも雲がかかってきた。いいタイミングで下山。また長い道のりをひたすら本山に向かって進む。

 駒形山と飯豊山が並び手前が駒形山、山頂でちょっと昼飯を食べ腹ごしらえ、飯豊山を過ぎ本山小屋へ。呼吸を整えてきた道を戻り、岩山の下りを慎重に。

 午後2時過ぎ、切合小屋に到着、暫くして本山に登った人たちも戻り、集まって宴会モード、東京都から来た人は99座目と言う、岩手県から来た人は2年前に大変な思いをしてやっと山に来れるまでになったと・・山形県からは山のインストラクターなどさまざまな人達。夕食時間まで山談義で盛り上がる。夕焼けはこんな感じ、また今日は「中秋の名月」で満月が光っている。

9月20日(金曜日)
 3日目、天気予報通り素晴らしい天気が続く、ご来光を見てから朝食を摂り、ゆっくりと出発の準備を進める。最後の見納めに周囲を見渡す。小屋根前で記念写真を撮り小屋の主人に挨拶をして下山を開始する。

 帰りは時間もたっぷりあるのでゆっくりとスタート。岩に砂利が空いてあるような場所では下りは気を遣う。ズルリと滑りながら下る。三国小屋の内部を覗いてみると綺麗になっている。利用されている人も多いようだ。

 来た道を戻るのだが道中が長い、だんだんと足に負担がかかってくる。それでも膝の悲鳴が無いのが何より。

 祓川小屋(ハライガワコヤ)を過ぎ沢に到着するとここで冷たい水で汗を拭く。気持ちが良くなったところで駐車場まで、相変わらず車は同じようにとまっていた。下りは温泉を探しながら進がなかなか見つからない。途中の店で尋ねると国道49号線まで出ると「ロータス・イン」と言う温泉があるという。帰り道で温泉場発見。予定通り疲れを癒せ、ホテルの従業員から喜多方ラーメンのおいしい場所を聞き出して「えちご屋」に行ってみると評判どうりうまいラーメンを食べることができました・・・えちご屋おまえも・・・やのーなんて・・・これで予定していたすべての案件をクリアーでき一路群馬県に・・・・

おしまい