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◇岐阜県高山市 双六岳・笠ヶ岳ハイキング 思い出記録◇
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登山日 | : 2011/09/07-09(2泊3日) AM05:10〜 |
場 所 | : 岐阜県高山市 双六岳(2,860m) 笠ヶ岳(2,897.8m) 抜戸岳 (2,812.8m) 弓折岳(2,588.4m) 大ノマ岳(2,662m) |
メンバー | : 単独 |
コース1 |
1日目晴れ(9/7)
新穂高温泉駐車場5:10−わさび平小屋6:31−鏡池9:57(昼食)−弓折乗越11:30−双六小屋12:41(宿泊手続)−双六岳山頂14:10−双六小屋戻り15:30(泊)
2日目晴れ(9/8)
双六小屋出発06:27−弓折乗越07:29−大ノマ岳08:41−抜戸岳10:50−笠ヶ岳山荘12:49−笠ヶ岳山頂(13:08-13:40)−笠ヶ岳山荘戻り13:51(泊)
3日目雨曇(9/9)
笠ヶ岳山荘出発06:41−新穂高分岐07:40−杓子平08:33−笠ヶ岳登山口11:02-駐車場着12:05-深山温泉(12:55-13:24)-帰路 |
コース2 | : 地図 |
9月に入り台風の影響でハッキリしない日が続き山の計画が立たない。台風12号が去って被害の情報が入ってくるが北アルプスの情報がなく心配しながらの出発となった。6日には台風も日本から遠ざかり台風一過の天気を狙って登山前日の午後4時に出発する。ちなみに週間天気予報は7〜11日頃まで晴れが続きそうな予報であった。
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9月07日(水) |
新穂高温泉 |
林道を歩く |
わさび平小屋 |
秩父沢 |
イタドリヶ原 |
シシウドヶ原 |
歩きやすい木道 |
鏡池に到着 |
高速道路を利用して松本ICまで進み国道158号線〜471号線などを利用して新穂高温泉駐車場まで。到着時間は午前2時だったが150台も駐車できる駐車場もすでに満杯状態で止める場所もなく駐車場入り口の沢沿いの空き地にやっと駐車できる場所を見つけて落ち着いた。
朝4時まで仮眠をし5時10分、周囲はまだ薄暗い中、双六岳に向かって出発する。途中から駐車場で隣の車の人達(2名)とコースが同じと言うことで同行をお願いして登ることになった。秩父沢で水の補給、「イタドリヶ原」ごろからペースが遅くなり先に行ってもらう。二人とも似たような年齢だが足が速くて追いつけない。
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鏡平小屋を過ぎ |
弓折乗越 |
槍ヶ岳が近い |
弓折分岐 |
休憩に最高の場所 |
あの山が目的地? |
花は何もなし・・ |
双六小屋が見えた |
鏡池まで来るとまるで鏡のように景色が映り穂高連峰と一緒に素晴らしい眺めを見る事が出来た。弓折岳からは雲ひとつない真っ青な空に聳える槍ヶ岳や穂高岳を見ながら進み12時30分双六山荘が見えてきた。
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双六小屋に到着 |
水晶岳/鷲羽岳が目前 |
三俣分岐 |
双六岳を目指し |
なだらかな道の奥に |
もうすぐ山頂です |
山頂からの眺め |
明日の目的地も |
12時49分、双六小屋に到着した、周囲には水晶岳や鷲羽岳が見渡せ行ってみたい場所のひとつだ。小休止してから双六岳に向かう。途中に三俣への分岐があり左に進むと岩だらけの道となり急坂を乗り越えるとなだらかの道の奥に双六岳が見えてきた。山頂は広く10名ほどが360度の絶景を楽しんでいた。
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山頂から穂高連峰を見わたせ険しい山肌が魅力を誘う。槍ヶ岳山荘や穂高岳山荘までハッキリ見え過去のハイキングが思い出されてくる。
頂上で記念写真を撮り下山する。夕食は天婦羅定食で美味しく頂、夕焼けを期待しながら時間を過ごしたが残念ながら夜の景色は変化もせず期待はずれで終わった。小屋の中ではテレビに明日の天気予報が映し出されていて曇りから雨模様となっていて心配しながら床に着いた。
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9月8日(木) |
朝日を拝んで |
雲も多いが |
樅沢岳に登る人
| 双六山荘前で |
笠に向かって出発 |
アッという間に遠くに |
笠には5名で行動 |
花の時期なら楽しめそう |
空には雲が広がっているが青空も見えている。早い人は4時ごろからゴソゴソして出発の準備をしている。トイレで階段を下りると出発しようとしている人がいっぱい、まだ外は真っ暗だと言うのに・・・。
朝飯を食べて6時30分過ぎ、ここからは同じ場所を目指す静岡県の人と一緒になり5名で笠ヶ岳に向かう。
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気をつけながら |
なんだ坂こんな坂 |
焼岳/乗鞍岳/御嶽山 |
大ノマ岳 |
花見平周辺 |
雲が秋模様 |
弓折分岐 |
大ノマ乗越 |
周囲の景色を目に焼き付けるようにして、別れを惜しみながら弓折岳まで来た道を戻るように進む。
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きつい登りが続く |
足元は岩だらけ |
まだ見える山荘 |
大ノマ岳 |
抜戸岳に向かって |
ヘリの荷揚げ |
秩父平に到着 |
秩父平を登りきると |
大ノマ岳を目指してしばらく登りが続く。ヘリコプターが忙しそうに山小屋に荷物を運搬している。秩父平からきつい登りを越すと目標の「笠ヶ岳」が見えてきた。しばらく稜線を歩く、途中に「抜戸岳」が左上に見える。
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目的地が見えてきた |
抜戸岳山頂 |
素晴らしい場所で記念 |
笠ヶ岳1 |
笠ヶ岳2 |
笠ヶ岳3 |
岩の間に・・・ |
富士山も見えてきた |
登山道にリックを置いて岩道を登ると10分程度で見晴らしのいい場所、抜戸岳山頂に到着した。ここは東に穂高連峰、西に笠ヶ岳、南に富士山などの中間地点で360度、大展望で絶景が広がっている。しばらく呆然と眺めて時間を忘れる。
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笠ヶ岳4 |
笠ヶ岳5 |
山荘までは岩だらけ |
笠ヶ岳山荘到着 |
笠中腹から見る穂高 |
一気に登る |
山頂で記念写真 |
二等三角点 |
同行の4名はすでに先に進んでいるので山荘に向かう。笠ヶ岳の直下は大きな岩だらけで山荘までは岩道を歩く。山荘には4名が待っていて12時49分に到着し宿泊手続きを済ませてから5名で山頂を目指して進む。皆さん健脚そろいで休むことなく一気に12分程度で山頂に到着した。記念写真を撮り、三角点は二等三角点が設置してある。
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八ヶ岳/南アルプスも |
乗鞍岳方面 |
白山も |
帰りは10分 |
笠ヶ岳山荘に戻り |
目的を果たしカンパイ |
怪しい雲 |
笠の夕食 |
夕刻の笠ヶ岳 |
染まらない穂高連峰 |
日も落ちておやすみ・・ |
東西南北とも素晴らしい眺めで何時まで見ていても尽きない。30分程居座り目標としていた山頂からの眺めを十分に堪能して下山した。小屋前では程よく暖かいので登山者が集まって談笑している。我々のメンバーもビールで「カンパーイ」旨さが五臓六腑に染み渡るようだった。
山の達人の話では空に漂っている雲が気にかかるようで、うろこ雲が発生すると翌日は雨になるという。明日を心配しながら美味しい夕食を食べて、変化しない夕焼けを見ながら床に着く。
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9月9日(金) |
目が覚めると外は雨 |
笠ヶ岳は見えない |
笠新道分岐 |
杓子平 |
要所にこんな看板 |
ながーい下り坂 |
笠ヶ岳登山口に到着 |
林道を一時間 |
林道出発点 |
駐車場に着 |
双六岳/笠ヶ岳ビデオ |
達人の天気予報どうり夜半から風が強く吹いて窓に雨が叩きつける音が聞こえる。朝、5時30分、外は霧で何も見えず雨が時々吹き付けている。今日の予定は「笠新道」で降りるだけなので落胆はしていない。何事も「楽あれば苦あり」で良い思いをしたのだから良しと思っている。朝飯を食べてから午前6時41分、お世話になった山小屋に別れを告げて雨の中を出発。急な登山道を下り杓子平を通過し九十九折を下ると笠ヶ岳登山口に到着、ここから林道を約1時間強歩いて駐車場に到着、全員無事で下山完了、「東京の人、静岡の人」同行ありがとうございました。またいつかお会い出来る日を・・・・。
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駐車場前の温泉 |
深山荘 |
露天風呂あり |
こんな感じ |
東京の人1 |
東京の人2 |
乗りすぎ |
3日間、風呂に入っていないし、疲れも溜まり一番近い「深山荘」で内風呂と露天風呂にゆっくり入り疲れた体を癒してから帰路に向かった。
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9月の北アルプスにはすでに花は消えて遅い狂い咲きの花しか見る事が出来なかった。いつもの花がパラパラと咲いていたので珍しくない花の写真を撮ってきました。
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