◇◇ 長野県木曽駒ケ岳 思い出記録 ◇◇ |
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出発日 : 2006/07/31―8/02 PM 10:00出発 場 所 : YaHoo! MAPS |
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昨年に引き続き夏の恒例行事にしたく、今年もハイキングを計画した。 中央アルプスの「木曽駒ケ岳」に決めた理由はケーブルで2600メートルまで簡単に行ける事、が一番の魅力であった。 いつものパターンで7月31日の夜中10時に出発し、交通量も少なくて快適に駒ヶ根市まで車を進める。芦の台のバス発着所に大駐車場があるので止める計画で進めたが夜のためか通り越してしまい、最終の駐車場「黒川平」まで行ってしまった。午前2時30分、ビールなど飲んで暫しの仮眠をとる。5時ごろ目が覚めると天気もまあまあで、止まっている車は6―7台程で全然混んでいない。バスの乗るにも1時間ほど待つかもしれない・・・などと聞いてきたので少しホッとしている。 5時30分、臨時のバスが来たので乗り込むとやや満席であった。30分ほど揺られながら「しらび平」ロープウェイの駅に着くと、一番バスなので当然ロープウェイの客も居ない。 バス一台分約40名ほど全員が乗って7分30秒で「千畳敷」の駅に到着した。1650mから2600mまで一気に来れ、文明の力に感謝である。雲で山の上部は見えないが流がすごく早いので期待を・・・。時間はまだ午前6時30分前である。 |
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黒川平の駐車場 |
しらび平の駅 |
滝までの道確認 |
ロープウェイ乗り場 |
約8分で千畳敷 |
極楽平に向かう |
こんな道標があった |
三の沢岳途中 |
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千畳敷駅の左手から巻いて登っていく。極楽に向かって・・いや極楽や天国に向かってはいけない、極楽平がちょうどいい。尾根に出たとたんに冷たい風が吹き、出ている汗をキモーチよく引っ込めてくれる。 左に向かうと空木岳、右に進むと宝剣岳、右に向かって少し進み左に折れる道があり、ここから三の沢岳に向かう。小さいピークを3―4個越すと三の沢岳に着くが上下が大きく結構厳しい。頂上付近にはお花畑があり数種の花が満開であった。「花の100名山」などと言われているようだが、ここまで来る人は意外に少ない。 今回はその花の紹介が出来ないのが非常に残念でしょうがない。借りたカメラにマクロ機能があったので使用したが近よりすぎたようで皆ボケボケになってしまった。 |
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三の沢岳頂上 |
霧に霞む宝剣岳 |
岩山の尾根を登る |
やっと宝剣岳山頂まで |
宝剣山荘の夕食 |
駒山頂からの朝焼け (太陽の手前は八ヶ岳) |
山頂から見た雲海 |
木曽駒ケ岳山頂 |
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色々な花を堪能した後は極楽平まで戻り、宝剣岳に向かう。霧で上部が良く見えない。近づいてみると岩場の尾根を登るようで、見ただけで腰が引けた。関西の若いカップルがこれから登ると言うのでリードを頼んだ。 よく言う基本の3点支持を守りながら一歩一歩登って行く。40分程で頂上に立つことが出来た。若い人なら後ろの岩の上に立つ人もいると言う、もちろん落ちたら死ぬことになるが・・・ 無事、宝剣を通過でき山荘に着くと、もう夕食の準備をしている。到着したことと部屋番号を聞きやっと背中のリックを降ろしてくつろぐ。 怪しい雲と共に雨が降ってきて今夜は星どころではない。恨めしそうに外を眺めて、今夜中にいっぱい降ってくれれば、明日はよくなるだろうなんて思ったりしていた。 6畳程度の部屋に布団が8つまで敷くようだが今夜は4名だそうで、我々2名と女子大生風?2名である。我々はうれしかった?がおじさんはいびきはうるさいし、彼女達は大変だったろう、始めての山小屋泊まりと言うのに印象はどうだったのだろう。明日の朝は3時に起きてご来光を見たり雲海を見るつもりだと言うと彼女達も見たそうであった。朝早いので夕食後はサッと寝てしまった。 突然、「時間ですよ、時間ですよ」の声、携帯電話で目覚ましを仕掛けてくれたようだ。朝3時に起きヘッドライトを頼りに中岳―駒ケ岳まで歩き、4時40分ごろ到着したがとにかく寒ーい、手がかじかんでいるのが判る。天気がいいので綺麗な朝焼け、雲海を見ることが出来、薄いが富士山も何とか見れたのが嬉しい。日の出は4時50分であった。 |
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霞む富士山 |
中岳 |
中岳山頂 |
中岳から駒を見る |
反対側の宝剣を見る |
数人が登っている |
宝剣山荘 |
カメラマンと女子大生 |
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今日は朝から雲ひとつない素晴らしい天気になった。見たいものも全て見ることが出来、駒ケ岳を後にする。途中、中岳を越して山荘に行くのだが、中岳からの駒ケ岳が全体を見渡せて綺麗であった。 まだ朝飯前であり、急いで山荘へ引き返すと泊り客全員が朝食を済ませて次の行動へ出発の準備の最中であった。勿論、出かける前に朝食の時間だけは連絡して行ったので心配は掛けなかったつもりだが、整理する手間は掛けてしまったようだ。 山荘の前で山の説明をしている人、食事の準備をしていた人、が実は「プロカメラマン」だと判った。色々山の写真集などを発刊しているようで山荘の中にも飾ってあった。話をしている中で「写真集を買ってくれればサインをしちゃおーかなー」と。写真はその際中のものである。名前はxxxxx忘れました。 | ||
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写真集にサインをもらう |
登ってくるハイカー |
来た道を振り返る |
花も満開であった |
所々にまだ雪が |
千畳敷を後に |
ゴンドラは60人乗り |
ゴンドラから見えた滝 |
日暮の滝1 |
日暮の滝2 |
こまくさの湯 |
花・花・花・いっぱい咲いていたたが借り物のカメラでマクロ撮影したが残念ながら全てぼけ、機能がわからない物は触るべからずと思い知った。 |
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山荘には我々が最後の客だったようで、後片付けやら掃除が始まった。時間は8時前だが山荘を出て千畳敷をくだることにした。キツイ坂は下るのには楽である。下を見ると昨日の光景とは違って、ぞろぞろと登って来るではないか、天気が良いのも相まって人気の凄さがうかがえた。でも我々は帰り道、「上は良いですよー」等と励ましながら??一気にロープウェイの駅まで降りた。 ロープウェイも10分間隔に稼動しているようで続々と千畳敷に集まってくる。山の素晴らしさを確認するようにしばらく眺めてから「しらび平」まで降りた。 昨日、確認しておいた「日暮の滝」に向かう。遊歩道は石が敷き詰められ滝そばまで続き15分ほどで到着。ここも7月中旬の雨で木々が流されて、滝前には大木が横たわっていた。 滝〇〇としては一つだけでも滝が見られただけで満足満足。この後は、またバスに揺られて黒川平の駐車場まで行き、駐車の超過分を支払って、「こまくさの湯」に入ることにした。木曽駒ヶ岳に登った後はこの風呂に入るのが定番のようである。中に入ると山荘で一緒だった「たびとも」で来ていた団体客と合った、皆似たようなコースで計画しているのだろう。 温泉に入り疲れを落として、名物の「ソースカツ丼」を食べて見た。群馬県桐生市にも名物としてあり、比べてみたがほとんど同じようであった。どっちが本家でどっちが元祖か??。 土産も少し買い込んで一路、群馬県に車を進める。日中のドライブは約5時間30分となり、やはり長野は遠い感じを受けた。家に着いたのは午後7時30分であった。 |
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