◇◇ 尾瀬ヶ原・至仏山ハイキング思い出記録2 ◇◇
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登山日: 2012/10/22
場 所: 群馬県 至仏山2,228m 
メンバー: 単独
コース : 鳩待峠駐車場発07:00 − 山の鼻07:50 − 尾瀬ヶ原散策(07:50-09:00) −
  至仏山ハイキング開始09:00 − 中間点09:53 − 至仏山山頂到着、昼食
  (11:00-11:51) − 小至仏山山頂着12:28 − 笠ヶ岳分岐点12:48 −
  駐車場到着13:46
地 図 : 尾瀬ヶ原・至仏山コース

 2日前に照葉峡に紅葉を見に行ったのだが水上側は早すぎたよう、片品村に近づくにつれて木の葉が鮮やかに山一面を変化させています。そんな中、所々で至仏山が見え隠れし、またへんな虫が騒ぎだしてしまった。

 朝5時に家を出発して午前6時30分鳩待峠の駐車場に到着するとすでに30台前後の車が止まってます。朝飯を食べながら隣の人と話をすると、尾瀬ヶ原を散策してから山の鼻が「至仏山」に登る計画という。なるほど、この時間ならば尾瀬ヶ原散策も良いということで似たような行動をすることに。木道の上には霜が付いて滑りやすいので慎重にきますく。

 山の鼻に到着すると休憩所の前にはテントが張ってあり夕べの寒さはどうだったのか、人ごとながら気になります。数人の流れはほとんど尾瀬ヶ原に入っていき、全面褐色の尾瀬ヶ原は夏の緑とは違った美しさです。周囲の山は紅葉一色になっている。

 尾瀬ヶ原から見た至仏も良い感じ、遠くを見れば木道の正面に燧ケ岳が聳えている。風も無く小さな池には周囲の風景が映りこんで素晴らしい眺めになっている。

 少し大きな池では「逆さ燧ケ岳」の看板がありちょうど良いロケーションになっている。それではと「逆さ至仏山」はと意識しながらの散策は思ったような場所は無く時間が過ぎ山登りの時間帯が迫ってくる。尾瀬ヶ原の中間あたりから山の鼻に戻る。チョット準備運動が長すぎたようだ。

 山の鼻から一直線に木道が設置されてハイキングコースになっている。初めは木道のハイキングであったが階段に変わり岩道に変わってくる。この山の岩は蛇紋岩とか、滑りやすいので数年前から登り専用に指定されています。確かに人の通り道は黒く光ってヌメーと滑る感じです。

 中間点を過ぎ岩道が続きますが慎重に登ること40分ほど、また階段の道になり一気に高度を上げます。約2時間ほどで頂上に到着しました。あれだけ晴れていた空に南のほうから雲が流れ、冷たい風と共に時々雲が視界をさえぎるようになりました。

 山頂には平日にもかかわらず20名ほどいます。約1時間ほど山頂で過ごしてから小至仏山方面に進みます。ずーと蛇紋岩の滑りやすい岩の道で慎重に進みます。時々山肌に流れる雲も変化があっていいもんです。小至仏山を過ぎると木道に変わり歩きやすくなって一気に高度が下がります。

 帰りは山々の紅葉した景色を楽しみながら下り、無事駐車場に到着する事が出来ました。山頂とは約800メートルほどの高度さがあり気温もグッと上がってきて美味しいソフトアイスなど食べてから来た道を戻ります。道々は太陽の光を浴びて赤く染まった葉を見ながら家路に向かったのでありました

おしまい
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