「2日間の日記」 2003.07.16〜17 尾瀬沼一面に咲いたニッコウキスゲを見たいのと足を伸ばして三条の滝を見たくて出掛けることとした。尾瀬ヶ原の山小屋は全て予約制となっているためインターネットで第二長蔵小屋の予約をとる。今年は梅雨も明けず毎日ぐずぐずした天気が続いている。16日当日は明方1時に家を出て尾瀬の入口「戸倉」まで進め、車で約3時間程で着き、休むまもなく小型のシャトルで「鳩待峠」まで25分程度だ。着くとすでに50人前後の人がいて、朝飯を食べている人、歩く準備をしている人など・・、私もここでまず飯を食う。天気は何とか雨も降らずに持ちそうである。ちらりと空も見える。
計画は7/16 山の鼻・・竜宮・・見晴・・三条の滝(昼食)・・見晴(泊まり)である。途中「ニッコウキスゲ」と「わたすげ」がちょうどいい時期であった。写真を何枚か撮り、次の目的地「滝」に向かう。見晴から滝まで約90分位。途中に「平滑の滝」があるがこの時期、木が茂ってチョットみにくいが良く見えそうな場所を探して10枚ほど撮る。金属で出来たハシゴを降りて次の滝へ向かう。雨のせいで道がぬかるんでいて歩きにくい。30分ほど続いて脱出し三条の滝に着く。日本100名滝に選ばれているだけあり迫力があり、しばらくは滝に見入っていた。もっともっとジックリ見たかったが一時やんでいた雨がまた降ってきたので引き返すことにする。30分ほど居ただろう。途中私より多分10歳以上年上と思われる人たちが滝見に来た。しかも私より元気そうに、おもわず背筋を伸ばす。最近の中高年は元気がいいので負けそうである。滝見を終え宿に着くと当然部屋は相部屋であり、60歳前後の人達、大学のときの同級生の集まりで10数人で来ているとのことである。また、この宿は風呂が一つのため男女時間交代で入るわけだが風呂に行くと5人程度が入れる風呂があり、洗い場には3〜4名が裸で待っている。おかしな光景とは思うが湯舟につかれる時間が1分程度、そのうち誰からか「まるで軍隊だなー」の声、「軍隊の経験があるんかい」などのやり取り。これでも疲れは取れるものだ。いっぱい飲んで7時ごろ寝る。
7/17 朝から雨が降ったりやんだり 沼尻・・三平峠・・一ノ瀬・・大清水のスタンダードコースである。実はコースをどうするか迷った。来た道を戻れば3時間で鳩待峠に着き、大清水方面は6時間かかるため雨が決断を鈍らせる。そのうち高年齢者の団体が大清水のほうへ出発を始めたのでそれではと私も同じコース、計画通りに行くことに決定。沼尻まではきつく雨と汗でチョットぐしょぐしょである。沼尻についても雲(霧)で景色は見ることは出来ない。早々に三平方面と進み、沼の対岸が見えないかときょろきょろしながら三平下まで来てしまった。まだ12時前であり、沼の対岸に燧ケ岳が見えないかしばらく待ってみることにする。1時間、全然見える気配がしない。諦めて大清水に向かう約2時間ただ黙々と歩くのみ、一ノ瀬付近で滝を見る。15メートル前後か、ここでも何枚か写真を撮る。その隣でゴーゴーと流れる音が聞こえるが茂みで見えない。奥にも入ることが出来ず諦め下山する。午後3時を少し過ぎたところでちょうど戸倉行きのバスが出発するところであったため飛び乗りやっと落ち着く。戸倉で車に乗り換えて温泉を探して入ることとし、少し下って国道401号線沿い片品温泉の「うめや」で汗と疲れを取りほぐすこととした。ココの女将が気さくな人で話しやすいのと私は風呂が気に入った。大きさもちょうど良くのんびり入れてリラックスできる風呂でありこれで500円が魅力だ。さあ、8時頃までに家に帰るぞっと。 ではまた・・・
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