◇◇ 塩見岳・烏帽子岳ハイキング思い出記録 ◇◇
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登山日: 2012/08/31〜09/01
場 所: 塩見岳 西峰3,047m 東峰3,053m 烏帽子岳2,726m 
メンバー: 2名
コース 8月31日 塩見岳駐車場ゲート05:11 − 登山口05:45 − 豊口山間コル07:04 −
豊口山分岐08:11 − 三伏小屋08:52(休憩) − 三伏山山頂09:31 −
本谷山10:27 −塩見小屋12:30(昼食) − 塩見岳(西峰)14:07 − 東峰14:17 −
塩見小屋戻り15:35 −夕食16:30〜
9月01日 塩見小屋出発05:42 − 本谷山07:09 − 三伏小屋08:25 −
烏帽子岳山頂09:14 − 三伏小屋戻り10:15 − 豊口山分岐10:52 −
登山口到着12:29 − 駐車場ゲート到着13:00
地 図: 塩見岳ハイキングコース

 奥深い山の印象が強くなんとなく敬遠気味の南アルプス、諸先輩の登山レポを参考に計画してみた。今回、急遽同行してくれる人もいて心強い。天候だけが心配だが塩見岳から冨士山が見えることを願って・・・

8月31日(金)
 平日の夜(金曜日)0時35分に駐車場に到着し、約3時間ほどの仮眠をする。4時30分を過ぎると周囲も明るくなり10数台の車が止まっていたが思ったより少なく感じる。5時過ぎに出発、ゲートを越えてアスファルトの林道を約30分程進む登山口に到着し、ここで登山計画書に記入してボックスの入れる。登り始めると紫の花が一面に咲いている。ジグザグの道を進むと豊口山のコルに着く。道沿いには雨上がりのせいかキノコが目に付く。

 登山道沿いには1合目・・・の案内板が目に付く。4合目を過ぎた頃から丸太で組んだ登山道が現われ、全体では10数回出て慎重に進む。途中で山を降りてくる数人が何やら小さい穴を覗いている。 訊ねると「ヒカリコケ」があるというので早速覗いてみると小さい穴の奥で光っているコケを見た。道沿いに唯一の水場があったが飲むには勇気が必要な沢水です。豊口山分岐に到着、ここまで来ると三伏山小屋まで30分の標識あり。

 丸太で出来た階段状の道を進むと9合目の案内板、もう少しだ。途中に「三伏小屋まであと200歩」の看板発見、多分登る人はキット小屋まで歩数を数えるに違いない(笑)、ちなみに私は230歩で到着した。(キット足の長さの関係だろう)小屋前で数分休憩した後先へ進める。小屋の前にはテン場があり午前9時頃1張りのみであった。

 三伏山山頂到着(09:31)、本谷山山頂到着(10:27)順調に計画どうり進む。

 塩見小屋に12時30分到着し宿泊の手続きをし夕食の時間を確認すると午後4時30分からとなっていて4時には小屋に居る様にと言われた。ここで昼食タイムとし、30分後に「塩見岳」に向かって登る。稜線を越えてガスが時々流れてくる。尾根伝いを歩き急坂になるにつれ岩場が増えてくる。

 来た道を振り返ると厳しそうな越えてきた山が見える。岩場を登りきると目的の「塩見岳西峰」に到着した。雲も途切れ途切れで青空が顔を出す。思い思いに記念写真を撮り西峰から東峰に5分ほどで移動する。ロケーションは最高に良いのだがどうにもガスで視界がきかない。青空を求めて暫く居座るが夕飯の時間も近いので下山を開始する。

 小屋前では大勢の人が夕飯前の時間を楽しんでいる。我々もすぐに中に入り、まずは目的達成の乾杯、飲みながら周囲の景色を眺めながら自己満足の世界へ。夕食は4時30分からで早い時間だ。蕎麦や天婦羅と私には十分な夕食で満足であった。その後やる事も無く外にいると寒く、やむお得ず午後6時30分には布団の中に。

9月1日(土)
9月1日の朝塩見小屋から・・・
9月1日の朝塩見小屋からスクロール画像


 9月1日、同部屋のツアー客が3時頃からゴソゴソ始め4時には朝食を食べて出発するという。我々は4時30分から朝食と連絡が・・・寝起きで朝食を食べて暫くは天候の様子見とする。晴れればもう一度「塩見岳」に登ろうと・・そして是非冨士山を見たいと・・そんな思いでいたが5時30分ガスが晴れず断念をして6時前に塩見小屋を離れ下山を開始する。

 以外に短時間で三伏山小屋まで戻る事が出来計画よりも1時間以上早く到着。ここから「烏帽子岳」に向かって進むと「マツムシソウ」の花畑の中に入っていく。一面紫の花に囲まれて素晴らしい光景に出会う事が出来た。50分ほどで山頂に到着すると数時間前まで居た「塩見岳」がクッキリと見る事が出来る。暫く休憩し記念写真を撮影してから三伏山小屋まで戻り昼食タイムとする。

 早めの昼食を済ませると一気に下山モードになる。しかし2合目あたりまで下ったところでポツポツと雨が降ってきて数分後には本格的な雨に変わった。早めに合羽を着て良かった。登山口には12時30分、林道を30分と順調に進む。

 
 午後1時、駐車場に到着、土曜日の為、駐車場は満杯になって、数台の車が路駐状態であった。この後カーナビから近場の温泉を検索して「小渋温泉」にと進む。同じ時間に下山した「千葉・山の会6名」の人たちも同じ温泉場に来ていた。汗を流してさっぱりした後に帰りも高速道路の「松川IC」に向かって走る。来る時は夜だったので分からなかったが途中の道路沿いには50〜60メートルもあろうか落差のある見事な滝が落ちていた。中央道・上信越道・関越道と往復約600キロの長旅を無事終える事が出来た。

塩見岳で見た花
 前回の山登りで一眼レフが重たいのと雨の場合の処理が大変だった・・・の教訓から、話題のソニーのミラーレスカメラの導入を図り重量では3分の一程度となったが慣れないのと機能を理解していないなどでピントがあっていない写真が多く、次回までの課題が残った。また勉強しなくては。

おしまい
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