◇◇ 富山県富山市 薬師岳ハイキング 思い出記録 ◇◇
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登山日: 2011/10/07-08 AM6:09登山開始
場 所: 富山県富山市 薬師岳(2,926m) 
メンバー: 単独
コース 7日(金 雨のち雪)
折立駐車場6:09−三角点7:41−五光岩ベンチ8:56−太郎平小屋9:44−薬師岳山荘11:51(泊)
8日(土 晴れ)
薬師岳山荘4:50−薬師岳山頂5:35−ご来光5:50−薬師岳山荘6:20(朝食)−薬師岳山荘出発(7:32)−太郎平小屋9:10(休憩)−五光岩ベンチ10:00−折立駐車場着12:18−立山吉峰温泉14:31−自宅24:20
コース: 地図

 天気予報では数日間、好天気が続くそうで先日、双六岳から見えた「薬師岳」を見に出かける。この時期は天気が変わると真冬の温度となるので完全防寒対策をして出かける。

10月6−7日(金)
上信越道で快適に
上信越道で快適に
折立駐車場の朝
折立駐車場の朝
折立の休憩所
折立の休憩所
折立のトイレ
折立のトイレ
6:09登山開始
6:09登山開始
入り口の状況
入り口の状況
直ぐに慰霊塔がある
直ぐに慰霊塔がある
歩きやすい遊歩道
歩きやすい遊歩道
 6日の午前10時に出発して高速道路で立山に向かい、途中、有料の有峰道路に入り午後5時30分に折立の駐車場に到着する。車中泊し午後10時ごろには満天の星が輝いていたが、午後12時を過ぎる頃から雨に変わり車の屋根を叩く。午前6時ごろ、出発をする頃には雨も止み予定の時間に登山を開始する。

楓も赤く染まり
楓も赤く染まり
よく分からない道しるべ
よく分からない道しるべ
三角点のベンチ
三角点のベンチ
しばしの休憩
しばしの休憩
山は雲で見えない
山は雲で見えない
歩きにくい歩道
歩きにくい歩道
積雪確認用ポール
積雪確認用ポール
しぶとく咲いている
しぶとく咲いている
 歩き始めて30分もすると雨が降りだし合羽を着て進む。三角点のベンチから雨から雪に変わり気温も下がってきたようだ。 途中に色の付いたポールが立っている。積雪量を調べるためだそうだ。

雨から雪に変わり
雨から雪に変わり
五光岩ベンチ
五光岩ベンチ
雪が積もってくる
雪が積もってくる
太郎平小屋に着
太郎平小屋に着
道路標識
道路標識
岩の上は雪で滑る
岩の上は雪で滑る
薬師平キャンプ場
薬師平キャンプ場
 とうとう本格的に雪となり視界も利かなくなっている。一番気を使うところは木道を歩くときで足を平行に置くようにしないとたちまち滑り出す。薬師平のキャンプ場は流石に一張りもない。

沢沿いを上る
沢沿いを上る
一瞬雲が切れた
一瞬雲が切れた
雲の動きガ早い
雲の動きガ早い
樹氷になっている
樹氷になっている
笹に付いた樹氷
笹に付いた樹氷
一番怖い木道の歩き
一番怖い木道の歩き
こんな樹氷も
こんな樹氷も
なんて書いてあるのか
なんて書いてあるのか
 沢を登るとハイマツや草花の木に樹氷となって綺麗な花のようであった。沢を抜けてからは雪で道が見えなくなり目標になるものが見えない・・・・よーく見ると30分程前か下った人の足跡が薄っすらとありこれを頼りに登り始める。

山荘前の碑
山荘前の碑
薬師岳山荘に着
薬師岳山荘に着
16:30過ぎに晴れて
16:30過ぎに晴れて
アッと言う間に雲が消えた
アッと言う間に雲が消えた
槍ヶ岳も見えてきた
槍ヶ岳も見えてきた
日が沈んでいく
日が沈んでいく
 稜線に出ると強い風が吹いて吹雪となりたちまち体温を奪われていくのが判る。ロープが張ってあるので伝っていくと突然「薬師岳山荘」が目に入った。夢中で歩いた稜線の奥に建っていた。まだ12時前、夕べの客は全て帰り本日、一番の泊まり客となった。吹雪の中では外に出られず、する事もなくテレビを見て時間を過ごす。
午後4時30分頃から雲が切れ始めて薬師岳が見えるようになる。また、山荘の裏側には槍ヶ岳が聳え立っているのも見える。夕食後夕焼けを期待したが程ほどで終わってしまった。

薬師岳全景スクロール
薬師岳全景スクロール

10月8日(土 晴れ)
山頂からご来光
山頂からご来光
薬師の神社
薬師の神社
山頂
山頂
記念写真も
記念写真も
北薬師方面
北薬師方面
日に染まったカール
日に染まったカール
カールの先には
カールの先には
山荘に戻って
山荘に戻って
 翌朝は期待していた通りに素晴らしい天気となり満天の星が出ている。午前4時50分、ご来光を見るためにライトをつけて雪道をザクザクと登り、5時35分に到着する。この時期の日の出は5時50分と聞いていてちょうどその時間にご来光を見る事が出来た。太陽が真っ赤になって登ってくるさまはこんな場所でしか見られないだろう。(写真は露出オーバー)

昨日は見えなかった風景
昨日は見えなかった風景
遠くに白山も見える
遠くに白山も見える
目印のケルン
目印のケルン
野生のブルーベリー
野生のブルーベリー
太郎平小屋に向かって
太郎平小屋に向かって
ながーい霜柱
ながーい霜柱
太郎平に到着
太郎平に到着
行けそうな気がした北の俣
行けそうな気がした北の俣
 山荘に戻ってから朝食を摂り午前7時30分下山を開始する。昨日は吹雪で見られなかった景色も遠望まで見る事が出来のんびり楽しみながら進む。

太郎平小屋
太郎平小屋
雪も溶けて気持ちが良い
雪も溶けて気持ちが良い
太郎平から見る薬師岳
太郎平から見る薬師岳
五光岩ベンチで小休止
五光岩ベンチで小休止
積雪確認のポール
積雪確認のポール




 太郎平まで下ると下からハイカーがゾクゾクとやってくる。3連休と天気に恵まれてか今夜の山小屋は凄いことになりそうだ。

赤く染まった漆
赤く染まった漆
やっと出口に
やっと出口に
登山口の休憩所
登山口の休憩所
駐車場には車があふれて
駐車場には車があふれて
立山の吉峰温泉に
立山の吉峰温泉に
富山県富山市 薬師岳ビデオファイル
薬師岳ビデオファイル
 所々の紅葉を見ながら12時過ぎには折立の登山口に到着した。駐車場には車があふれて道路に並んでいる。薬師岳山荘も10日で閉鎖となるので最後の宿泊を楽しみに集まってきているのだろうか。
今回は地元の登山者と一緒に登り下りが出来、楽しい山歩きが出来ました。帰りの途中に立山町町営の「吉峰温泉」がありゆっくり浸かってから群馬県に。今日も無事で何より。

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