◇◇ 第二弾 春爛漫、東北秋の紅葉ツァー ◇◇
「秋田県と岩手県の境界 秋田駒ヶ岳ハイキング思い出記録」
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登山日: 2012/10/09
場 所: 秋田県と岩手県の境界 秋田駒ヶ岳1,637m 
メンバー: 単独
コース : 八合目避難小屋06:24 − 男岳休憩(07:50-8:25) − 男女岳山頂到着休憩
  (08:42-09:00) − 横岳09:20 − 焼森山 − 湯森山10:22 − 笹森山11:13 −
  八合目駐車場到着11:42
地 図 : 秋田駒ヶ岳のコース

 昨日は天気に恵まれたせいか物凄い人ごみの中「栗駒山」を登ってきた、連休で考えることは皆同じようで・・、今日は連休も終わり少し落ち着いてハイキングをしたいもんだ・・・

 9日午後4時に「秋田駒ヶ岳」に到着、まずは温泉に入る為「アルパこまくさ」で白濁の風呂に入り疲れを解す。
 秋田駒ヶ岳に夕日が当たり赤く染まり始めた。八合目までの道路は交通規制されているので午後5時30分まで時間を潰し薄暗くなり始めたころ規制が解除されて登山口に到着すると誰もいない。
 駐車場の端に駐車して今夜はここでP泊をする。その後朝になる頃には10台前後集まる。朝5時30分過ぎには今度は朝日で赤く染まってきた。

 朝飯を食べて支度をすると午前6時20分過ぎ、避難小屋横の登山口よりハイキングを開始。登山道は「男女岳」を右から巻くように登っていく。高度を上げるにつれ山肌には紅葉が一面に広がっている。澄み切った晴れ間には遠くの山々を見る事が出来る。

 朝日の当たらない場所では霜が降りて紅葉した葉に縁取りが出来たように白く凍り付いていた。

 「男女岳」を約半分ほど回り込むと「男岳」が見えて来る。木道は霜が付いてツルツル状態、慎重に歩き場所によっては木道から外れて歩く。途中から岩だらけの道に変わり高度を上げると「阿弥陀池」や「男女岳」全体が見渡せる。

 尾根の先が山頂になって、石碑などが多数祭ってあった。ここで少々休憩し暖かいコーヒーを飲む。しっかりした方位板も設置されていた。山頂からは「女岳」を見る事が出来、噴火後の独特な形をしているのが面白い。

 阿弥陀池の横の木道を歩き、ハイキングメインの「男女岳」に登る。しっかりした道が出来ていて途中から階段になり良く整備されていた。山頂は広く平で大勢でも食事などが出来る場所になっている。

 山頂には三角点もあり、充分堪能して下り、途中で地元の夫婦と話をすると「湯森山」「笹森山」まで周遊しお昼には駐車場に戻るという。それではと案内をしてもらうことに、後を付いて行く。

 避難小屋の横を通り抜けて「横岳」に向かうと途中からは素晴らしい景色を寝る事が出来る。「横岳」山頂には標柱と三角点があり、「焼森山」に向かう途中では一面赤く染まった紅葉を見る事が出来る。丘の上にあるようなロケーションには石を積んで「焼森山」山頂がある。

 ここまで来ると「男女岳」を裏側から見る事が出来る。溝のような道を登ると「湯森山」山頂に到着、ベンチもあり休憩場所になっているので腹ごしらえをする。

 下りの道を暫く歩くと笹薮の中にポチポチと紅葉した木々が模様をつけている。緑と赤のいいコントラストになっている。遊歩道から数分はずれた場所に「笹森山」の山頂がある。ここには標柱のみで正面には「男女岳」の裏側を見る事が出来る。

 下りの道を周囲の紅葉を眺めながら進むと木道が現われて正面には駐車場と避難小屋が見えてきた。避難小屋の前の標柱で記念写真を撮影。
山を降りて久々にひなびた「鶴の湯温泉」に向かう。受付の女性いわく「本日、露天風呂は清掃中で入れません」と、折角来たのに残念だが内風呂に入り汗を流す。

 レトロな感じの「鶴の湯温泉」だが前回も温泉の入れ替えで特徴である濁りが無くタイミングが合わない。旅籠の風景を撮影して引き上げ、明日は「八甲田山」の紅葉を見に行くことに決める。

つづき
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