◇◇ 北海道 幌尻岳ハイキング 思い出記録 ◇◇ |
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旅日程 | : 2012/07/29〜08/12 | ||
登山日 | : 2012/07/31〜08/02 | ||
場 所 | : 北海道 幌尻岳 2,052m | ||
メンバー | : 2名 | ||
コース |
7月31日 とよぬか山荘AM10:00 − バス停10:50 − ダム取水口13:15 − 幌尻山荘16:26 8月01日 幌尻山荘AM04:40 − 命の泉 − 花畑を過ぎた場所(大雨の為山頂手前で撤退) − 山荘に戻り13:07 8月02日 再登頂 幌尻山荘AM4:20 − 命の泉5:10 − 花畑6:30 − 山頂到着7:20(休憩) − 山荘到着10:25(昼食) − 山荘出発12:00 − ダム取水口13:36 − バス停到着15:36(出発17:00) − とよぬか山荘到着18:00 | ||
地 図 | 幌尻岳ハイキングコース《ルート地図》 | ||
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今年の4月に山荘を予約してからやっと幌尻岳へのハイキングの実行をする日がやって来た。この日の為に色々準備をしてきたので後は天候だけだ、計画は幌尻岳〜戸鳶別岳の縦走を予定している、晴れて欲しいと願うばかり。 |
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フェリーゆうかり |
乗船手続き |
新潟港から |
一時さよなら |
乗船記念とか |
夕食はレストランで |
かなり豪華に |
まだまだ行列 |
7月29日、朝5時に自宅を出発してAM10時30分のフェリーに乗る為に新潟港に到着、予約をしてあるので簡単に手続きを終え出港を待つ。定刻時間に新潟港を出てすぐに風呂に入りあとはくつろぐのみ、船内では映画やアトラクションが計画されていて好みに合わせて会場へ、ビンゴを行うというので集合場所に行くと会場はすでに一杯で我々は床に座って始める。1位は船内で利用できる金券、2位は特性ケーキ、3位は飲み物券などである。始まって15回ほど番号を読み上げたところで隣にいた相棒が「ビンゴ」と名乗りを上げる。初めてのビンゴで会場はうらやましそうな声が漏れる。・・・と言う訳で夕食はレストランで豪華にご馳走になった。 |
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小樽市 朝5時の運河 |
珍しい建物 |
小樽運河食堂 |
時間があるので天狗山へ |
天狗山の観光地 |
これがシンボル |
小樽市 |
石原裕次郎記念館 |
30日、朝4時に到着、小樽市の運河に行って見るが早い為人通りはない。少しの間ブラブラとする。行く場所を考えたがとりあえず天狗山に行って見る。車で山を廻るように登るとリフトの近くの駐車場に到着。歩いてロープウェイ乗り口まで行くと観光地らしい飾り付けがしてある。また、港の近くに「石原裕次郎記念館」があるので寄って見るが時間が早すぎて当然開いていない。外観だけで見て去ることに。 |
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石原裕次郎記念館 |
有名な時計台 |
イベントをやっている |
札幌テレビ塔 |
ブラブラとJR札幌駅 |
北海道庁旧本庁舎 |
北海道庁旧本庁舎 |
北海道庁旧本庁舎 |
暫く休憩してから札幌に行くことにする。おのぼりさんのように「札幌時計台」「大通公園」「テレビ塔」「JR札幌駅」「北海道庁旧本庁舎」と廻り仕上げは「ラーメン横丁」で昼飯とする。今日一日は何の予定もなく明日の朝10時までに「とよぬか山荘」まで行けばいい。 |
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ラーメン横丁 |
むかわ四季の館 |
とよぬか山荘 |
とよぬかの駐車場 |
1時間走りバス停へ |
林道を約2時間歩く |
途中の案内板 |
あと1キロメートル |
観光地めぐりで疲れた後は風呂付の「道の駅むかわ四季の館」でP泊をし、明日の夢を見ながらグーグーと。 7月31日朝、「とよぬか山荘」に到着すると、そこは小学校だった校舎を利用したもの。ここならば大勢泊まれそうである。手続きをして午前10時、送迎バスで約21km進みバス停から徒歩で出発する。北電取水口までは約7.5kmありこれが大変、アブの大群数10匹が体にまとわりつきタイツの上から刺されて痛い。こんな状態が2時間も続くとウンザリとするが・・・ | |||
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北電取水口へ到着 |
沢に沿って進む |
沢沿いを進み |
渡渉を繰り返し |
四ノ沢出合不老の滝 |
幌尻山荘到着 |
濡れた物を処理して |
夕食を作る |
午後1時15分、取水口に到着しここから沢の左側を進んでいく。1時間も進んだことから渡渉が始まり沢を行ったり来たりの繰り返し。幸い水量が少なくほとんど膝のした程度でしっかり歩けばそれほど危険は感じない。途中には左手から落差20メートルほどの「不老の滝」が落ちている。撮影のため休憩。渡渉を26〜28回ほど繰り返しているうちに最後の渡渉から直ぐに「幌尻山荘」に到着する。手続きをしてからブルーシートの上で夕食の準備をし、スパゲティーなどを食す。山荘はやや一杯で一階の中央付近で就寝、相棒は隣で寝ていた人のいびきで一睡も出来なかったと。 | |||
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ガスが巻いている朝 |
命の泉 |
ミヤマアズマキク |
ミヤマアズマキク |
ハクサンボウフウ |
ウサギキク |
ウサギキク |
ウサギキク |
チシマフーロ |
チシマフーロ |
イワオトギリ |
エゾシオガマ |
エゾシオガマ |
アキノキリンソウ |
アキノキリンソウ |
チングルマ |
エゾツツジ |
エゾツツジ |
コウメバチソウ |
午前4時40分、天気があまりよくないが押して出発する。「命の泉」まではまあまあの時間で登ってきたが後はいけない、夕べ寝られなかった事がたたったか、この辺から大幅に遅れてくる。花畑に到着すると写真を撮りながら、休みながらの登山で進むがこの辺から横殴りの雨が降ってきて顔に当たっていたい。当然何も見えずに山頂まで30分程度の場所で断念して山荘まで下山した。ここまま帰るわけには行かない。山荘の予約は2日間である為、翌日再度ハイキングの実行、昨日の登山時間を考慮して早めに午前4時に出発した。2日目はやや計画時間にあった行動が出来、周囲のやまやまの景色を見ながら、花の写真も撮りながら進む。写真は昨日と本日の写真を合わせて貼り付けてある。 | |||
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今日は見通しがいい |
尾根伝いの先に山頂が |
一面の花畑を過ぎ |
一面の花畑を過ぎ |
尾根に続く道 |
イワギキョウ |
イワギキョウ |
イワギキョウ |
花畑や山の稜線を見ながら進む、尾根道が見えるような風景が気に入っているので登ってきた道、これから先の道が見えるのが嬉しい。 | |||
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振り向くと尾根の道が |
2日ぶりに山頂に到着 |
記念写真 |
三角点もあるぞ |
来た道に戻る |
尾根を通って |
イブキトラノオ |
ミヤマリンドウ |
何処の山も同じように山頂付近は岩が多い。岩場を越えると午前7時20分、無事山頂に到着する事が出来た。昨日と天気はうって変わって周辺の山々は見渡せ、時々青空も見える。この風景を見ずして帰っては何の印象も残らない、登り返してよかった。 | |||
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ミヤマリンドウ |
ミヤマリンドウ |
クロトウヒレン? |
花畑 |
ヨツバシオガマ |
ウメバチソウ |
自然に作られる庭のよう |
山頂には15分程度いて戻ることに、道すがら風景や花の写真を撮り楽しみながら下山をする。 | |||
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随分と戻ってきた |
幾つかのピークを越えて |
幌尻山荘に戻り |
北電取水口まで戻り |
靴を履き替えて |
バス停まで戻り |
午前10時20分山荘に到着し昼食を食べてから午前11時40分山荘の管理人に挨拶をして、バス停に向かって出発する。帰りは思ったより早く取水口へは午後1時30分に到着、ここで靴を履き替えて最後の7.5kmを進み午後3時40分バス停に到着した。午後5時のバスで「とよぬか山荘」に向かい予定通りに午後6時に到着。無事「幌尻岳ハイキング」を終了した。計画の縦走が出来なかったのが心残りではあったが。 沢の渡渉が26回程度あり雨の状況により水量が変化するので十分な準備が必要、沢靴は地下足袋や運動靴よりフェルトの張ってある底靴が安心のようだ。また、石の上に乗らない様に沢底に歩くようにすると滑って落ちる心配はない。我々が帰りの渡渉の際にも10数人のツァーが来ていたが女性が滑って岩で頭を打ち救急騒ぎをしていた。楽しいハイキングが辛い暗い思いをしない為にも。 |
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つづく |